船宿の釣果コメントに
底潮が悪いと書かれている
ことがあります。
マルイカの反応はあっても
釣れないのは、底潮が冷たいとか
底潮が動かない原因があるようです。
気になったので
底潮の水温について調べてみました。
いつもボク達がWEBで確認している
水温情報というものがあります。
気象庁が発表している情報などです。
東京湾でしたら
神奈川県水産技術センターの
一都三県漁海況速報は
よく利用しています。
黒潮の接岸情報や海水温が
確認できるから重宝しているサイトです。
でも知っていますか?
WEBで検索できる海水温の情報は
表層水温を測った情報だということを。
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つまりマルイカのいる
海底付近の水温ではないのです。
マルイカの場合、
シーズン初期は水深100m前後の
層で釣れ始まります。
時期でいうと2月、3月です。
この頃の表層水温は
おおよそ15度~16度です。
状況的にはマルイカが行動を
開始する水温なのですが、
これはあきまで表層水温です。
底潮にあたる水深100mの
海底では水温は同じとは限りません。
海底の底潮は、
表層とは流れ方もちがえば
水温もちがうことがあります。
船の水温計も表層水温を計測して
いますから実際の底潮の水温は
わかりません。
表層が16度でも
底潮は14度しかないことも
あり得るのです。
おそらくマルイカの活性の低い
原因のひとつが底潮の関係です。
2月に数回、相模湾まで
マルイカ釣りに出掛けました。
感覚的なものですが、
バケツに汲んだ海水を触ったときと
オモリを握った感覚では、
オモリの方が冷たかったです。
オモリの方がひんやり感を
強く感じました。
まだまだ底潮は冷たいんだなあと
感じましたね。
実際に測る方法や情報が
乏しいところが悔しいですが、
まだ春は遠いという感じです。
マルイカの活性が低い原因は
これだけではありません。
底潮が動かない(流れない)とか、
水温が安定しないことも関係します。
今回はあくまで水温に限定して
調べてみた情報です。
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カテゴリ:疑問?もっとマルイカ