ケイムラはどんな色、その効果は?

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ケイムラ

 

マルイカのスッテに限らず、
ケイムラカラーのアイテムはさまざまな釣種に使われています。

 

イカ角、エギ、メタルジグ、スプーン、針のチモトなどなど・・・・

 

理由は釣れるからです。

 

でもボクはケイムラが何故、
魚やイカに効果のある色なのか
理由がわかりませんでした。

 

ボクなりの見解で調べてみましたので
よろしければご参考ください。

 

 

そもそもケイムラとは何?

 

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ケイムラは、紫外線を当てると発光する蛍光塗料のことを言います。

 

蛍光+紫=ケイムラ(略語)

 

蛍光紫(けいこうむらさき)が
語源ですが、実は紫だけではなく
ケイムラには他の色もあります。

 

身近なところで紹介すると、
蛍光ペンです。

 

蛍光ペンには、
赤、青、黄色、緑、紫
などがありますね。

 

釣りで使うケイムラは一般的に
紫の蛍光色をさしますが、
さまざまな色があります。

 

追記しておきますが、
ケイムラは発光塗料なので
グロー(蓄光)とは異なります。
たとえば、月明りも外灯もない
暗闇の夜間では紫外線がないので
一切、発光しません。

 

 

魚類と人間のケイムラの見え方

 

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人間から見たケイムラは一見、白色で
角度を変えると薄く紫かかった
感じに見えますが、
特に目立つ色には感じません。

 

人間の目に見やすくするには、
ブラックライトを照射して強制的に
紫外線を当てると強烈に発光する
ことが確認できます。

 

そもそも人間には大気中に降りそそぐ
紫外線は目に見えません。

 

それは進化の過程で人間は、
赤、緑、青の光を感じとることは
できても、紫の光を感じとることが
できなくなったからです。

 

長年の進化で退化して
しまったらしいのです。

 

しかし、魚類には紫の光に反応する
能力が備わっています。

 

水深にもよりますが、
海中にも紫外線は届いています。

 

 

マルイカ釣りが成立する
水深100mの海中であっても濁りや
日差しの量を考えなければ
紫外線は海底まで届きます。

 

人間には見えなくても
マルイカには紫外線に発光する
ケイムラスッテはひと際
目立って見えると考えられます。

 

ケイムラカラーが平均的に
釣れるという理由は
どうやらここにありそうです。

 

しかし、

逆パターンもあります。

 

目立つことでマルイカに警戒される
こともありますから、ぜんぶのスッテをケイムラにすることは自爆する可能性がありますのでご注意ください。

 

あくまで最初はスッテのローテーションのワンポイントとして混ぜて使うことをおすすめします。

 

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