ボクには毎年、恒例の釣り物があります。
初釣りは深場に落ちていく
終盤戦のタチウオジギングから
新年が始まるのが恒例です。
そしてタチウオジギングが終わりを
告げる1月中旬、
そわそわしてきます。
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いよいよ今年もマルイカ釣りが始まる
と思うと落ち着きがなくなります。
まだか、まだかと
乗合船の開幕情報が気になります。
東京湾のマルイカ釣りの開幕宣言の
基準を船長に聞いたことがあります。
東京湾のマルイカ釣りの開幕宣言には
いくつかの条件があるようです。
①相模湾で釣れ始める
↓
②外房沖でも釣れ始める
↓
③館山湾で群れの反応が見つかる
こんな感じで始まるそうです。
おそらく黒潮(暖流)の
関係があるのでしょう。
和歌山沖から蛇行してくる黒潮が
まずはじめに相模湾に入り込み、
外房沖に接岸する。
そして最後に東京湾の湾口でもある
館山湾から湾奥に向かって暖かい潮が
入り込んでくる。
水温の上昇と共に、
深場のマルイカの群れが
産卵の準備をはじめようと
浅場に移動してくるのです。
船宿の船長はヤリイカやマダイの
乗合い船をやりながらリサーチをします。
魚探反応にマルイカの群れらしき
反応が見つかるようになると、
僚船との情報交換をしつつ、
試し釣りに出かけます。
そしてお客さんを乗せても釣果があると判断した時点で開幕宣言をします。
釣らせてなんぼの商売をしている
遊漁船ですから釣れる見込みがなければ開幕宣言はしません。
いくつかの条件が整い、
いよいよマルイカ釣りが始まります。
東京湾でのマルイカ船の開幕は
早いシーズンで1月下旬です。
あくまで早い年の
開幕とご理解ください。
参考までに2015年は爆釣年、
そして2016年は、
東京湾は不調年でした。
操業はじめて以来の不調な年だったと
いう船宿も出るくらいです。
まだかまだかと待っても
東京湾にマルイカの群れが
入って来ませんでした。
特に内房側は全滅でした。
数回は出船しましたが、
数そろわず、この年のマルイカは
シーズンを終えました。
内房がダメなら対岸へと思い
相模湾にも6回ほど遠征しましたが
コチラも厳しかったです。
不調の理由を、内房の船長は、
水質が関係しているようだ
と言っていました。
マルイカが嫌う汚れが入った
水質があるようです。
マルイカは釣り人に釣られる
ために東京湾にやってくる
訳ではありませんからね。
彼らはあくまで種の保存が目的です。
産卵が出来ない場所には行きません、
エサが少ない場所には留まりません、
外敵がいる場所にも寄り付きません、
でもボクら釣り人は、
群れがくるのを首を長くして
待ちわびているのです。
だから1月中旬になると
ソワソワしてくるんです。
早ければ1月下旬から、
例年どおりなら2月には開幕することが
多い東京湾のマルイカ釣りです。
東京湾内でマルイカ釣りをするなら、
まずは相模湾の釣果を気にして
みてくださいね。
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カテゴリ:疑問?もっとマルイカ