マルイカは気まぐれなイカだと思う。
船は良い反応をとらえているのに
投入されたスッテに興味を示さない
ことがしばしばある。
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ある船宿の船長のアナウンスが入る。
「どうぞ~、いい反応出てるよ」と。
期待をして一斉にスッテを投入するが、
し~ん・・・無反応。
アタリがない。
すると船長が、
「ダメだ、ハイ上げて」
「次探そう、つぎ」
バリバリ反応が出ているにも関わらず、
やる気がまったくない。
ボクはアオリイカ釣りで見えイカを
釣ることがあるので知っているが、
イカにはやる気スイッチがある。
潮の流れ方や、風の強弱、
ベイトとなる小魚の関係で
ある時、ポチっとスイッチが入る。
イカは群れで行動するため、
1匹にスイッチが入ると他のイカたちも
一斉にスイッチが入ることがある。
そうなると
われ先にとエギに抱きつく。
マルイカの場合は水深が深いので
イカの行動が目では見えない。
でも水中のマルイカの群れも
アオリイカと同じようにスイッチが
入るとバリバリモードになる筈。
釣り人はこのバリバリモードになる
時合いを期待している。
バリバリモードは、
待ちにまった本当に楽しみにしていた
至福の時合い。
水分を取るのも、
タバコを吸うのも忘れて
夢中に竿先に集中してしまう。
マルイカがバリバリモードに
突入すると、釣り人も昇天。
われ先にと手返しよく釣っては、
スッテを投入する。
この時合いが、いつどこで来るか
わからないから実に楽しい。
沖あがり30分前に時合いがやって来る
ことも高確率である。
今日は釣れない1日だったな~と
あきらめかけていたそのときに、
時合いがやってくることもあるのです。
船上の釣り人たちの
テンションはMAXです。
いや~書いているだけで
テンション上げあげです。
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カテゴリ:東京湾のマルイカ釣り9つの魅力